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口腔外科

川崎市の歯医者「サンライズ歯科クリニック」では、通常の抜歯から親知らずの難抜歯・骨造成(GBR)・歯肉移植・口腔がんの細胞診まで幅広い口腔外科処置に対応しています。難症例には連携する口腔外科専門医が当院で処置を担当しており、患者様は他の医療機関へ移動することなく安心して治療を受けていただけます。インプラントが長持ちするための環境整備(歯槽骨・付着歯肉の改善)も口腔外科的アプローチで対応しています。

目次

当院の口腔外科における特徴

口腔外科専門医が当院で処置を担当

難抜歯・骨造成・歯肉移植などの高度な処置については、連携する口腔外科専門医が当院に来院して対応します。患者様は他の医療機関に転院する手間なく、慣れた環境で処置を受けることができます。インプラント担当医・根管治療担当医と連携した一貫した治療計画のもとで進めます。

インプラントのための環境整備を重視

インプラントを長期的に維持するためには、骨量だけでなく「付着歯肉(インプラント周囲の固い歯茎)」の量も重要です。付着歯肉が不足していると清掃が難しくなり、インプラント周囲炎(インプラント周囲の歯周病)のリスクが高まります。当院ではインプラントが長持ちする環境整備として、骨造成(GBR)・歯肉移植を組み合わせた総合的なアプローチを大切にしています。

歯科用CTによる安全な術前診断

抜歯・骨造成・インプラントなどの外科処置前には、歯科用CT(モリタ ベラビューX800+)で神経・血管の位置・骨量・周囲組織の状態を三次元的に確認します。リスクを事前に把握した上で処置に臨むことで、安全性を高めています。

高次医療機関との連携体制

当院での対応が難しい高度なケースや全身疾患を有する患者様については、連携する高次医療機関へのご紹介も行っています。市立川崎病院・済生会横浜市東部病院・日本鋼管病院など、地域の中核病院と連携した安全な体制を整えています。

対応している口腔外科処置

処置内容内容
通常抜歯動揺歯・崩壊歯など通常の抜歯処置
便宜抜歯矯正・補綴のために行う抜歯
埋伏抜歯親知らずなど歯茎・骨の中に埋まった歯の抜歯
GBR(骨誘導再生法)インプラントのための骨造成術
ソケットリフト上顎臼歯部の低侵襲な骨造成
サイナスリフト上顎臼歯部の骨量が少ない場合の骨造成
歯肉移植付着歯肉の増量・歯茎の状態改善
口腔がんの細胞診口腔内粘膜の異常組織の検査

親知らずの抜歯について

親知らずはなぜ問題になりやすいのか

親知らず(第三大臼歯)は顎の成長が終わってから萌出するため、十分なスペースがない場合、斜めに生えたり歯茎の下に埋まったりすることがあります。正しく生えていない親知らずは歯ブラシが届きにくく、虫歯・歯周炎(智歯周囲炎)になりやすい状態です。また、隣の歯(第二大臼歯)を圧迫して虫歯や歯根吸収を引き起こすこともあります。

痛みや腫れを自覚した時点では既に炎症が進行していることが多いため、状態を確認した上で早めの判断が重要です。

抜歯の方法と難易度

親知らずは複雑な形態を有することが多く解剖学的に注意が必要な場所に位置していることが多いため、事前にCT撮影での確認が必要です。上は上顎洞との関係性、下は下歯槽神経との関係性の確認が大切です。(上の親知らずはまっすぐ生えていることが多く、比較的シンプルな抜歯になることがほとんどです。)

一方、下の親知らずは斜めや横向きに埋まっていることが多く、歯茎の切開・骨の削除・歯の分割が必要になるケースがあります。難易度の高い症例や全身疾患のある方については、連携先の口腔外科医療機関へのご紹介も行っています。

抜歯前に整えること

当院では親知らずを抜く前に、まず口腔内の環境を整えることを大切にしています。歯石除去・歯周治療を行い、口腔内を清潔な状態にしてから抜歯に臨むことで、抜歯後の腫れや感染のリスクを軽減できます。

歯肉移植(遊離歯肉移植・結合組織移植)について

歯肉移植とは、歯茎が退縮(下がった)部位や付着歯肉が不足している部位に、口蓋(上顎の奥)から採取した歯茎の組織を移植する処置です。インプラントを長持ちさせるためや、歯根が露出してしみる症状を改善するために行われます。

当院では「インプラントが長持ちするための環境整備」として歯肉移植を積極的に取り入れています。インプラント周囲に付着歯肉が少ないと細菌が侵入しやすくなり、インプラント周囲炎(インプラント周囲の歯周病)のリスクが高まります。歯肉移植によって清掃しやすい環境をつくることが、インプラントの長期的な安定に貢献します。

口腔がんの早期発見について

口腔がんは口の中の粘膜(舌・歯茎・頬の内側・口底など)に発生する悪性腫瘍です。初期段階では口内炎と見分けがつきにくいことがあります。2週間以上治癒しない口内炎・白や赤い斑点・しこり・出血しやすい部位などがある場合は、早めに受診されることをお勧めします。

当院では口腔がんの疑いがある場合、細胞診(粘膜から細胞を採取して検査する処置)に対応しています。定期健診の際に口腔内の粘膜状態も確認するため、定期的なご来院が早期発見につながります。

口腔がんは60歳代が最も多いとされ、そのなかで半数以上を舌がんが占めています。

舌がんは、早い段階で見つかれば、舌の一部だけを切除する治療ですむことが多い病気です。切除する範囲が小さい場合は、食べること、飲み込むこと、話すことへの影響も比較的少なくてすむことがあります。反対に、進行してから見つかると、切除する範囲が大きくなり、治療の負担も大きくなることがあります。だからこそ、早期発見がとても大切です。

当院でも早期発見した舌がんの患者さんは今でも再発せず通常の生活を送っています。

連携している医療機関

高度な口腔外科処置が必要な場合や、全身管理が必要なケースでは連携医療機関をご紹介します。

  • 市立川崎病院
  • 済生会横浜市東部病院 口腔外科
  • 日本鋼管病院
  • 日本大学歯学部附属病院
  • 東京医科歯科大学歯学部附属病院
  • 鶴見大学歯学部附属病院
  • 横浜市立大学附属市民総合医療センター

よくある質問

親知らずは必ず抜かないといけませんか?

必ずしも抜く必要はありません。正しく生えてかみ合わせに問題がなく、清掃も十分に行えていれば経過観察でよい場合もあります。ただし斜め・横向き・埋没しているケースは虫歯・炎症のリスクが高いため、状態を確認した上で判断します。

抜歯後の腫れはどのくらい続きますか?

難しい抜歯ほど腫れやすい傾向があります。一般的に術後2〜4日が腫れのピークで、1週間程度で落ち着くことが多いです。術後の指示(安静・冷却・服薬)を守ることが回復を早めます。

口内炎と口腔がんはどう見分ければいいですか?

一般的な口内炎は1〜2週間で自然治癒します。2週間以上経過しても治らない・痛みがない・触ると硬い・出血しやすいなどの特徴があれば口腔がんの可能性があるため、早めに受診してください。

術後に気をつけることはありますか?

術後は処方された薬を指示通りに服用し、術部への強い刺激・激しい運動・飲酒・喫煙を数日間避けてください。腫れや痛みが増す・出血が止まらない・発熱などがある場合は早めにご連絡ください。