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サイナスリフト

サイナスリフトとは、上顎の奥歯付近の骨量が大幅に不足している場合に行う骨造成術です。頬側の骨(側方壁)に小窓をあけて上顎洞の底(シュナイデリアンメンブレン)を持ち上げ、骨補填材を充填することで骨量を増やし、インプラント埋入を可能にします。川崎市の歯医者「サンライズ歯科クリニック」では、口腔外科専門医が当院にてサイナスリフトに対応しています。費用は300,000円(税別)です。

目次

当院のサイナスリフトにおける特徴

口腔外科専門医が当院で担当

サイナスリフトは高い技術と経験を要する骨造成術です。当院では連携する口腔外科専門医が来院して担当しており、患者様は他の医療機関へ移動することなく処置を受けることができます。インプラント担当医と連携した一貫した治療計画のもとで進めます。

歯科用CTによる上顎洞の詳細評価

サイナスリフトを行う前に、歯科用CT(モリタ ベラビューX800+)で上顎洞の形態・残存骨量・上顎洞内の隔壁の有無・シュナイデリアンメンブレンの状態を三次元的に詳細に評価します。安全で精度の高い手術計画を立てるためには、この術前評価が特に重要です。

骨増生量が大きく、骨量不足の重度ケースにも対応

サイナスリフトはソケットリフトと比べて骨量の増加量が大きく、残存骨量が非常に少ない症例でも対応できる可能性があります。「骨が全然ない」「他院でインプラントは無理と言われた」という方も、まずはご相談ください。

サイナスリフトとはどのような処置か

サイナスリフト(上顎洞底挙上術・ラテラルアプローチ)とは、上顎臼歯部の骨量が大幅に不足している場合に行う骨造成術です。頬側の骨(側方壁)に小さな窓(骨窓)をあけて、その窓から上顎洞の底(シュナイデリアンメンブレン)を慎重に持ち上げます。生じたスペースに骨補填材を充填することで骨量を増やし、インプラント埋入に必要な骨量を確保します。

サイナスリフトはソケットリフトよりも侵襲がやや大きい術式ですが、確保できる骨量の増大効果が大きいため、残存骨量が非常に少ない上顎臼歯部のインプラントに適しています。

サイナスリフトが必要になるケース

サイナスリフトの適応として、上顎の奥歯を失ってから長期間経過し骨量が大幅に減少した場合、もともと上顎洞が大きく骨量が少ない体質の方、重度歯周病などにより骨が大きく吸収してしまった場合などが挙げられます。残存骨量の目安として、ソケットリフトでは対応できない残存骨量3mm以下の症例に選択されることが多い術式です。

骨補填材と術式の選択について

サイナスリフトで使用する骨補填材には人工骨(β-TCP・ハイドロキシアパタイトなど)・異種骨・自家骨などがあります。骨窓の閉鎖にはメンブレン(吸収性または非吸収性)を使用し、充填した骨補填材が正しい位置で安定するよう管理します。骨補填材の種類・メンブレンの選択・充填量などは、骨欠損の程度と患者様の全身状態に基づいて担当医が最適な判断を行います。

サイナスリフトを受ける前に整えるべき条件

サイナスリフトを安全に行うためには、口腔内環境の整備が前提となります。歯周病が残存している状態では術後感染のリスクが高まるため、術前に歯周治療・クリーニングを完了しておく必要があります。また慢性副鼻腔炎がある場合は事前に耳鼻咽喉科での治療が必要です。コントロール不良の糖尿病・ビスホスホネート系薬剤の服用・免疫抑制状態にある方は、サイナスリフトが禁忌となる場合がありますので必ず術前の問診でお申し出ください。

サイナスリフトの治療の流れと期間

歯科用CTによる術前の精密評価を行い、手術計画を患者様にわかりやすくご説明します。局所麻酔後、頬側の骨に小窓(骨窓)をあけ、上顎洞内のシュナイデリアンメンブレンを慎重に剥離・挙上します。生じたスペースに骨補填材を十分量充填し、骨窓を膜(メンブレン)で被覆した後に縫合します。

骨が十分に再生するまでの治癒期間は4〜6ヶ月が目安です。その後、歯科用CTで骨量の回復を確認した上でインプラントを埋入します。インプラントが骨と結合する期間(上顎で約5ヶ月)を経て、アバットメント・上部構造物の装着へと進みます。全体のインプラント治療完了までの期間は、骨造成を行うことでさらに長くなる場合があります。費用はサイナスリフト単体で300,000円(税別)です。

条件が合えばサイナスリフトと埋入の同時オペも可能

残存骨量がある程度確保できている場合は、サイナスリフトとインプラント埋入を同日に行う「同時アプローチ」を選択できることがあります。段階的な処置と比べてトータルの治療期間を大幅に短縮できるため、患者様の通院回数や身体的なご負担の軽減にもつながります。 

同時手術が可能かどうかは、歯科用CTのデータをもとにインプラント担当医と口腔外科専門医がシミュレーションを行い、残存骨量・上顎洞の形態・全身の健康状態などを総合的に評価した上で判断いたします。まずはお気軽にご相談ください。

術後の注意事項

術後数日間は腫れ・出血・一時的な鼻づまりが生じることがあります。処方された薬を指示通りに服用し、鼻を強くかむ行為は控えてください。喫煙は骨の再生を著しく妨げるため、術前から術後の治癒期間中は禁煙を強くお勧めします。飲酒・激しい運動も術後しばらくは避けてください。鼻血・強い腫れ・発熱・強い痛みが続く場合は早めにご連絡ください。

よくある質問

サイナスリフトのリスクはありますか?

シュナイデリアンメンブレン(上顎洞粘膜)の穿孔(破れ)が生じるリスクがあります。穿孔した場合は処置中に修復対応します。術後は鼻血・鼻づまりが一時的に生じることがありますが、通常は数日以内に落ち着きます。

サイナスリフトと副鼻腔炎の関係はありますか?

上顎洞(副鼻腔)に処置を行うため、慢性副鼻腔炎のある方は事前にお申し出ください。副鼻腔炎がある場合は処置前に耳鼻咽喉科での治療が必要になることがあります。

サイナスリフト後すぐにインプラントを入れられますか?

残存骨量の状態によって異なります。骨量がある程度ある場合はサイナスリフトと同時にインプラントを埋入することもありますが、骨量が非常に少ない場合は骨の回復を待ってから埋入する段階的な処置となります。

治療期間全体はどのくらいかかりますか?

サイナスリフト後の骨再生期間(4〜6ヶ月)+インプラント埋入後の治癒期間(上顎約5ヶ月)が必要なため、全体的な治療期間はインプラント単独の場合より長くなります。詳しくは診断後に担当医よりご案内します。

費用はどのくらいかかりますか?

サイナスリフト単体の費用は300,000円(税別)です。インプラント埋入・上部構造物の費用と合わせた総額については、初診時の診査・診断後に詳細なお見積もりをご案内します。医療費控除の対象となる場合もありますので、お気軽にご相談ください。

サイナスリフトは体への負担が大きいですか?

局所麻酔下で行うため、手術中の痛みはほとんどありません。術後は数日間腫れや違和感が生じることがありますが、多くの場合は処方された鎮痛剤で対応できます。ソケットリフトと比べてやや侵襲が大きい術式ですが、担当の口腔外科専門医が安全に処置を行います。体調の優れない日には手術を行わないことを徹底していますので、安心してご相談ください。

他院で「骨がなくてインプラントは無理」と言われましたが、相談できますか?

はい、ご相談をお受けしています。骨量が非常に少ない場合でも、サイナスリフトやGBR(骨造成術)を組み合わせることで対応できるケースがあります。まず歯科用CTによる精密診断を行い、可能性についてわかりやすくご説明します。